問題に正解することが学習の目的ではない
小学校6年生
分数の計算(約分)で、同じ間違いをする生徒がいました。
11/5 × 3/22 を計算するとき、11と22の約分を 「11/22 = 1/11」にしてしまいます。
2回同じ計算ミスをしていました。
でも、これはとてもいいこと。
自分がどのような間違いをするかに気付いて知っていることは、とてもいいことです。
計算するとき慎重になれるし、見直すポイントにもなります。
この子に限らず、問題をたくさん解いていて「解らない」「間違った」のはとてもいいことだと思ってください。
☆「解らない」問題に出会ったのはラッキーだと思う。解るように調べる。人に聞く。そして理解して、次は解けるようにする。
☆内容を理解しているのに「間違った」問題は、どうして間違えたかを追求する。そして自分が間違うパターンを理解しておく。
この意識が問題に取り組むにあたって大切な姿勢だと思います。正解することだけが大事ではありません。